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石神社(いわじんじゃ)は、大阪府柏原市太平寺にある神社。延喜式神名帳に記されている式内社で、旧社格は郷社。 == 概要 == 神社は、柏原市太平寺地区の生駒山地南端に近い小高い丘陵の山腹に位置する。 麓の境内に社務所が、高い石段を登ったところに社殿がある。 祭神の石姫皇女は、宣化天皇の皇女、欽明天皇の皇后である 。他に石長姫命、熊野権現。 境内にある大きなクスノキは、周囲約6メートル・高さ約16メートル以上の大木で、樹齢700~800年と推定されており、大阪府指定天然記念物となっている。 かつて、この辺りに「智識寺」と呼ばれる古代寺院があった。 聖武天皇、孝謙天皇が難波宮と平城宮を往来する際にここを訪れ、礼拝例仏されたという。 智識寺には大きい廬舎那仏があり、これを見た聖武天皇が東大寺大仏造営を発願されたといわれている。 その後寺は室町時代ごろに廃れたとされる。 境内社務所横には、智識寺の東塔の礎石があり、大阪府の文化財に指定されている。 礎石の柱穴の直径が122センチメートルあり、かつては神社の手洗い石として使用されていたようだが、現在は柵で囲われている。 神社の前を通り、北へ抜ける道筋は、かつて東高野街道ができる前から存在し、生駒山地の山麓を南北に通っていた古道の一部で、在原業平が大和国と河内国一宮(枚岡神社)の間を通ったとされる、いわゆる「業平道」だといわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石神社 (柏原市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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